今回はベス=ニールセン=チャップマンの紹介です。

彼女を知るきっかけになったのが、前々回のアル=グリーンの記事を作るときにたまたま彼女のファンサイトを覗いてしまったから。そのサイトのライブレポートの文章が面白く読み進めていくうちに、彼女自身のMCもウィットに富むうえなかなかチャームで、さらに試聴サイトで曲を聞いたときに歌と音楽がしっくり自分の心の中に入ってきたから、もうこれは気にならないわけはありません。さっそくどのアルバムを買おうかチェックして、このレポートに備えておりました(笑)

結局忙しくCDは買えないままに(何回か買いにいったんだけど、店に置いてなかったり)時が過ぎ、図書館にCDを借りにいった時になんと見つけてしまいました!ベス=ニールセン。


まずは自分がいたく気に入ったライブレポートの紹介から
http://www2s.biglobe.ne.jp/~uraoka/BNCliveJ.html

アル=グリーンの"LET'S STAY TOGETHER"を歌う時のMCで

「私が書きたかった曲だけど、先にアル・グリーンが書いたの」と、なかなかかっこいいことを言う(笑)


人物については
http://www2s.biglobe.ne.jp/~uraoka/BNC_j2.html

日本のTVCMでも何曲か取り上げられているらしく

All I Have(国際証券)
http://www.cdnow.com/cgi-bin/mserver/SID=452863082/pagename=/RP/SHARE/soundclip.html/UPC=7599261722/disc=01/track=05/source=ENSO

特に「サンド・アンド・ウォーター」という曲は、エルトン・ジョンがいたく気に入り「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」に代えてこの歌をコンサートで取り上げてもいいかと、エルトン本人から彼女に電話をかけてきたという程。「ちょっと考えさせてね。OK」・・・ってやりとりが理知的だなぁと思いました。(どこかでパクらせてもらおう(笑))

歌自体は伸びやかで懐が広く、ジャニス=イアンやキャロル=キングに通じるところがありますが、ピアノがとても綺麗で歌声自体が澄み切ってるとこでしょうか?歌姫というには随分自然体で歌っているようなので、聴く方にも気構えがいらないのが良いですね。それに元々カントリー畑にいたせいか楽曲にその影響は強く、歌声も沈み込むことはなく前向きな明るさが元気づけてくれます。


<お薦めナンバー>
Beyond The Blue
http://www.cdnow.com/cgi-bin/mserver/SID=452863082/pagename=/RP/SHARE/soundclip.html/UPC=9362473022/disc=01/track=01/source=ENSO

Say Goodnight
http://www.cdnow.com/cgi-bin/mserver/SID=452863082/pagename=/RP/SHARE/soundclip.html/UPC=9362473022/disc=01/track=12/source=ENSO

Emily
http://www.cdnow.com/cgi-bin/mserver/SID=452863082/pagename=/RP/SHARE/soundclip.html/UPC=9362473022/disc=01/track=07/source=ENSO


<アーティスト紹介>
http://www.listen.co.jp/artdetail.xtp?artistid=18561&artpg=rc
結婚、出産、子育てといった女性ならではの歓びを真正面から投げ掛けてくるアーティストは少なからず存在するが、ベス・ニールセン・チャップマンほどストレートで力強くリアルに迫ってくるミュージシャンはいないだろう。
90年、ニック・デカロが参加したことでAORリスナーの話題を呼んだアルバム『ベス・ニールセン・チャップマン』で彼女はシーンに登場した。その後の作品にもJ.D.サウザー/マイケル・マクドナルド/ポール・キャラック/ボニー・レイットら豪華な面々が参加、チャップマンがミュージシャンとしていかに魅力的であるかを裏づけている。
時に優しく包み込み、時に身を切り裂くように響く、澄み渡った歌声。フォーキーでナチュラルなナンバーから、ピアノの旋律が美しい壮大なバラードまで、作品の中で見せる彼女の表情はさまざまだ。そして、女性の視点で語られる日常のふとした出来事、母性本能的な言葉の羅列――そこには、チャップマンが影響を受けたと公言しているジョニ・ミッチェルの女としての力強い生き様に通じるものを垣間見ることができる。
97年にリリースされた『サンド・アンド・ウォーター』では、ガンでこの世を去った最愛の夫への想いを切実に歌い上げ、このアルバムは息子に捧げられた。


<試聴サイト>
http://www.cdnow.com/cgi-bin/mserver/SID=452863082/pagename=/RP/CDN/FIND/discography.html/ArtistID=CHAPMAN*BETH+NIELSEN